夏の旅 栂池自然園2016/07/23 19:31

7月12日(火)
午前中八方尾根に登り、午後から栂池自然園に行くことにしました。明日は雨なので無理していくことになりました。国道148号で30分位かかっていましたが、岩岳周りで行くと15分で到着しました。

栂池自然園はゴンドラリフトとロープウェーに乗って標高約1900mところにあります。1周5.5kmには整備された遊歩道があり、高山植物が楽しめます。間近に鳥の鳴き声が聞こえます。


少し曇っていましたが、自然園を歩いているとだんだん晴れてきました。ミズバショウやニッコウキスゲがたくさん咲いていました。



ミズバショウ湿原(標高1860m)、ワタスゲ湿原(標高1870m)を歩くと楠川になります。小さな橋を渡ると道が急になってきます。浮島湿原(標高1920m)から展望湿原(標高2010m)までは1.4kmですが、45分間急な坂道を我慢して登りました。スティックがなかったらあきらめていたでしょう。

10年かぶりに展望湿原から白馬の大雪渓を見ることができました。初めて見たときはもっと大きかったですが、だんだん雪が少なくなってきているのでしょう。

家内が待っているので、写真を急いで撮って、入口の栂池山荘へ帰りました。途中でねん挫した女性をおんぶしておろしているガイドさんの力強さに驚かされました。家内は私がおんぶされてきたのではないかと心配したそうです。


ずっと天気が悪くて見に行けなかった白馬の大雪渓を見ることができて満足です。午前中には八方池を見ることができ、今回の旅行の目的を達成することができました。明日は雨で美術館巡りです。

寒がりの家内は嫌がるでしょうが、秋の白馬も一度見てみたいと思います。きっと燃えるように赤い木々がさぞかし美しいことでしょう。一人で泊まれるホテルを探しておきましょう。